つっこみ小人

【つっこみ小人】

ずっと前 週刊文春中村うさぎさんのコラムで見つけた言葉

言い得て妙

今まで これ以上に私の状態を表す言葉は見つけられずにいる

何か問題が起きた時 最初に原因を探る出発点が

自分なのか自分以外か大まかにこの二つに分かれる

ちなみに前者が私で後者がダンナさんである

原因は私?と迷わずに考える人は たぶんつっこみ小人と共存しているはず

あれ 私 どこで行動の選択ミスした?

ゆっくり慎重に記憶を辿っていく

どう考えても自分ではないと思ったら やっと次の行動に移す

この空間に顔を出すのがつっこみ小人

アニメでよくある主人公脳内会議パターンで

やたら否定的 臆病 世間と名のつくものの常識過多なやつ

消すに消せないどうしようもない存在

ただ長年付き合っていると 石橋を叩き壊す直前までして動くので

批判されることは少なくなってきた

意地悪なのは 何か興味のあることを見つけても

つっこみ小人がチャチャを入れてくる

何やってんだよ 似合わねぇことすんなよ

この強烈なつっこみのお陰で自分が喜べる趣味が持てない

結構続いているものもある

家計簿 日記 テレビ体操

でもこれは習慣という日常業務としての私の仕事になっていて

私はそれを淡々とこなすだけである

厄介な住人ではあるが危機管理能力には長けているので

相変わらずのお付き合いをさせていただいている