つっこみ小人

【つっこみ小人】

ずっと前 週刊文春中村うさぎさんのコラムで見つけた言葉

言い得て妙

今まで これ以上に私の状態を表す言葉は見つけられずにいる

何か問題が起きた時 最初に原因を探る出発点が

自分なのか自分以外か大まかにこの二つに分かれる

ちなみに前者が私で後者がダンナさんである

原因は私?と迷わずに考える人は たぶんつっこみ小人と共存しているはず

あれ 私 どこで行動の選択ミスした?

ゆっくり慎重に記憶を辿っていく

どう考えても自分ではないと思ったら やっと次の行動に移す

この空間に顔を出すのがつっこみ小人

アニメでよくある主人公脳内会議パターンで

やたら否定的 臆病 世間と名のつくものの常識過多なやつ

消すに消せないどうしようもない存在

ただ長年付き合っていると 石橋を叩き壊す直前までして動くので

批判されることは少なくなってきた

意地悪なのは 何か興味のあることを見つけても

つっこみ小人がチャチャを入れてくる

何やってんだよ 似合わねぇことすんなよ

この強烈なつっこみのお陰で自分が喜べる趣味が持てない

結構続いているものもある

家計簿 日記 テレビ体操

でもこれは習慣という日常業務としての私の仕事になっていて

私はそれを淡々とこなすだけである

厄介な住人ではあるが危機管理能力には長けているので

相変わらずのお付き合いをさせていただいている

 

 

 

はいりー・せんしてぃぶ・ぱーそん

スマホで田村淳さんの記事を読んだ

この人もHSPだったんだ

ファンと言う訳でもないので主にTVからの浅い認識しか持ち合わせていなかったが

このことを踏まえれば 田村亮さんへの対応は ああそうだよねと胸に落ちた

大切な人が分岐点に立っている時 最初からは動けない

自分が必要な人間であるのか 自分の助言がこの人の役に立つのだろうか

いろいろなことを考え巡らしてしまう

相談をしてくれれば たぶんその人以上にその人になって一生懸命考える

最高から最悪まで何通りものシミュレーションをたてて

その人が一番上手くいくように 幸せになれるように

でも 自分のこととなると頼むのに時間がかかり

自分でちょっとややこしくしてしまいがち。。。

淳さん 復帰の流れ完璧でした

勝手に想像して拍手を送ってしまった

淳さんも 何も考えずに動いていたら 過去の嫌なことがフラッシュバックされて

それを消そうと思わず声出したりするのかな

 さも分かった気でいるように書いているけど

この国の住民も十人十色

みんな経験で得たアイテムもって

1日が最小限の怪我で終わるように頑張っているのだ

 

ちぃ

週に一度 LINEのビデオ通話

今日もありがと

転職したばかりですぐにリモート作業になって

アタフタしているのは変化なしかな

母は仕事内容はさっぱりわからないから

ちぃの話す社内登場人物だけは覚えておこうと思っています

要領のいい方ではないから謝ってばかりの毎日

自分では負えない問題も回り回ってちぃのところへやってくる

それを両手に抱えて走っているともっと速く走れと言われ

そりゃぁ大変だよね

でもね

納得いかない指摘も含め先ずは謝っとこ

リモートだからダメージ2割減

ミスしたところちゃんと書き留めているんだから大丈夫

今はけつまずいてなんぼ 気にしない 気にしない

仕事の愚痴 母に話してくれるのはとても嬉しいけど

週に一度のビデオ通話無理してないかと

心配性の母に母の役割を与えてくれているのではないかと

これは面と向かって聞けないこと。。。

それを飲み込んで そんでもって 

ちぃの話を自分に置き換え想像して一生懸命聞くからね

的外れでも引きこもり母の脳内パーチャル体験頑張るからね

 

そうそう 送信まちがいのLINE

どこいったですか?

同棲中の彼への言葉

甘えんぼがのちぃがそこにはいました

結末は7月のひとりだけのお引っ越し

長男とひとりっ子の変な使命感の折り合いがつかなっかたから。。。

ひとりっ子にしてしまってごめんね

良くも悪くも結婚は二つの家族も含めてになってしまうんだね

7月からは大きく深呼吸して前へ前へ

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍で思ったこと 感染リスク

感染数を毎日毎日目にしてきた

しかし あの日まではどこか遠くてそれは数字でしかなく通過していた

つけっぱなしにしているテレビから岡江久美子さんが亡くなったとのニュース速報

それでもまだ現実味がなかったが 翌日 生中継で伝えられたあのシーン。。。

愛する家族と会えないまま逝った彼女の遺骨が白い布包まれ

花と一緒に玄関先の椅子に置かれた時 とてもとても悲しかった

大和田獏さんをぽつんと待っていて 少しして獏さんの胸元に帰って行った

コロナってこういう仕打ちをするんだと

やっとはっきり理解した日

自分はどうだろう

引きこもりで外界と濃密に接触することはないが

年齢 体型 既往症 感染注意報発令中には違いない

感染したらどれくらいつらいのだろう

上室性頻拍くらいかな

自分のことは割と他人事 これがめんどくさい私の性格

引きこもりながらも子育てしたし 

ダンナさんは激減した給料は別にして無事再就職したし

住宅ローンも完済したし

私頑張ったでしょ ただ何がしたいか分からないだけ

感染リスクは手洗いマスクしたうえで

どれになるのかなぁ神様のゆ〜と〜リ〜待ちです

 

 

 

 

コロナ禍で思ったこと 手

ほんと何も変わらない

強いてあげれば外食がなくなったことと

会社がコロナの密回避のため ダンナさんのお休みが2週間だったこと

やっぱり3食作るのはツライ

私は給食おばさんなんだと現実逃避をしてみたものの

予防のための手洗いと水仕事の相乗効果でちりめんジワと化した手を見ると

気持ちが萎えてしまう

いくらハンドクリームを塗っても妙にテカるだけで

気付かぬフリをしていた老いがまた一つ顔を出す

食洗機も拒否し ゴム手袋なんてしてたら食器の汚れ落ちがわからないって

意気がってたらこんなもの。。。

白線入りの爪 調子悪いとそこから割れ爪に移行

爪切りも下手なのか年々爪が短くなってきている

コーラルピンクのマニキュア塗って

窓から差し込む太陽が私の爪に集まってくれたみたいと

微笑んでいたのはいつの日だったか。。。

手は確実に老いを伝える

しわしわの手

裏返すとしわしわの掌

ただよく見ると手相の神聖十字にも見えなくはない

 

 

 

 

コロナ禍で思ったこと 食事

ダンナさん2週間お休み

いつもは猶予されていた昼食もこの状況下ではしょうがない

1日3食1週間は頑張ってみた

朝ごはんの洗い物をしながら昼と夜の献立を考える

昼ごはんが終わってもずっと考える

家族を思いより良い家庭生活をと努力している向上心あふれた積極的主婦ではないので

1週間分の献立を考えたり まとめ買いからの下ごしらえ冷凍庫活用法などは

最初から頭にはない

多めに作って次回に持ち越し冷蔵庫保存のパターン

ここで役立ったのが経験値

両親が共稼ぎ いや 大半は母親仕事父親生産性なしの自由人であったため

家庭科の献立カードをめくりながら料理をしていた小学生の頃から早50年

ゾーンに入るわけではないが活用法が降りてくることが多い

ただ味は 味噌 醤油 カレー 塩 ケチャップ マヨネーズ に分類される

でも限界はやってきた

2週間目には 家事には一切不参加を貫いてきたダンナさんを連れて

街で催されてるコロナ救済のテイクアウト弁当を買いに行くことにした

居酒屋やレストランなどけっこう様々な種類がありダンナさんも満足気だった

散歩がてらでの軽い運動とちょっとした社会貢献ってことで

私の頭の中から昼食の献立が消えた

そう言えば私料理作ることはあっても作ってもらえてないなぁ。。。

ほぼ日常の生活に戻った今

無限ピーマンとお茶漬けの昼ごはん食べながら

ふと母の手羽先の唐揚げを思い出した

 

 

 

いちについて よーい ドン

コロナ禍の真っ最中

以前と全く変らない日常生活

そう専業主婦枠にひそかに生息している引きこもり系主婦

それが私です

緩慢な脳内と身体がぼーっとしながらも捕まえたものを

書いていけたらと思っています